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ヒント
画像を決める
画像を通じ訴えかける
一枚の画像は、一瞬にして多くを語ります。画像を添えることで、問題をありありと伝え、人々の関心を集め、行動へと促すことが可能になります。さまざまなキャンペーン画像をテストしてきた実績から、キャンペーンにふさわしい画像とは何か、共通する点を下記にまとめました。1. 個人にフォーカスし、ストーリーを伝える
欧州の経済危機は、簡単に理解できる問題ではありません。そのため、その状況に抗議する人たちばかりが話題として取り上げられ、なぜ抗議しているかについては、あまり報じられないこともあります。上の画像は、少女にフォーカスすることで、経済に関する意思決定が、少女の夢や未来に影響を及ぼすことが連想できます。
2. キャンペーンの内容を語る
無意味で無慈悲、いまの時代にそぐわない、クラスター爆弾という暴力にさらされる子どもたち。その脆弱さを、この画像は物語っています。
3. 問題の規模を示す
膨大な数の巨木が切り倒されています。この画像は、ブラジルで 起きている環境破壊の重大さを伝え、はるか遠くで進行しているアマゾン森林破壊をありありと伝えています。(それにより、破壊を阻止したいと感させます。)
4. 働きかける相手の画像
働きかける相手の画像をキャンペーンに添えることで、相手にプレッシャーを感じさせることができます。誰も公然と非難されたくなどありませんから。
5. 視覚に訴える
画像の色と光に心が動かされます。赤、黄、橙色をまとった大勢の人々からは、神聖な雰囲気、力、そして温かさが伝わってきます。
6. 対比を示す画像
明らかに何かが間違っています。武装した警官が、女性と子ども、それに裸の赤ちゃんを小突いています。この対比は、全くもって不条理な現状を捉え、抗議している人々と政府対応との間に大きな溝があること、またその間違った状況を物語っています。
7. 既存メディアに変化をもたらす
誰もが知っているシンボルを利用し、キャンペーン画像としてメッセージを伝えます。
8. 暴力的な画像は必ずしも適切ではない
凄惨さを物語る写真は、感情に強く訴えるかもしれませんが、人は目をそむけたくなってしまい、署名せず、ページを閉じてしまうかもしれません。この壮大なゾウの群れの画像は、殺された血まみれの一頭のゾウの写真よりも、密猟の取り締まりを強く訴えかけます。